給食業務を直営で行っている場合、献立作成や発注書の作成など机に向き合う時間が増えてしまいがち。老健や特養の場合、個別の栄養管理まで行う必要があるので更に大変。。。そんな状態を解決する手段として私が独学で実践したことをご紹介します。
献立作成方法の見直し
直営施設の栄養士からは切っても切り離せない業務です。(ー_ー)!!毎月やる献立作成を素早く出来るようになったらメリットは大きいですね。みなさんも「サイクル献立」のことを聞いたことがあるかと思います。実際どうやるのか。メリットはどういった点なのか。私なりの視点でご紹介したいと思います。
サイクル献立のメリット
サイク献立のメリットは献立作成を早くするだけでなく、毎月の発注書作成や神経を使う仕事も軽減することができます。それではメリットを一部ご紹介します。
①主菜の組み合わせを確認する手間が減る 献立作成をする際に、朝昼夕食や前後の日に主菜の種類が肉だけになっていないかなど確認する場合があると思います。サイクル献立ではこの確認作業が軽減します。 |
②味噌汁に入れている具を確認する手間が減る 味噌汁の具材が朝と昼などで続いていないか、前日と一緒になっていないかなど確認が必要となるが、あらかじめサイクル的に具材を決めてしまえば毎回この部分を確認する手間が減ります。 |
③発注書を作る手間が減る この方法はエクセルで発注書を作成している場合のメリットです。サイクル献立の二週目になると一度目の発注書をそのまま使うことができるので発注書をゼロから作る必要がなくなります。また、発注ミスも減ります。 |
④嗜好に合わせた献立を作成出来る サイクル献立一週目で客観的に「残食が多い」、主観的に「美味しくない」と評価される献立があれば、二週目でその献立の改善を行うことが可能です。このようにして嗜好にあった献立を提供することが可能となります。 |
まとめ
いかがでしょうか。サイクル献立するメリットにあなたが仕事で大変だと思っている内容はありましたか?私個人としては、発注書を作る手間が減ったことが一番大きなメリットでした。毎月、野菜・肉・魚など約1000個の使用量を計算して発注書に記入する手間が最初の一回で済むわけですから。更に発注を間違えないように神経を使って確認する作業すら軽減できたので精神的に疲れることも減りました。みなさんも是非試してみてください。
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